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第39話 渡せたお守り

작가: 甘梨鈴
last update 최신 업데이트: 2025-07-11 17:00:30

 カァッと頬を赤く染めて、エマは視線を逸らした。

「フフ。またいずれ、その機会があれば」

「っ! 本当ですか!」

 バッと勢いよく振り返る。

 ルシアンは驚いたように目を丸くした。

「ぁ……す、すみませんっ!」

 エマは耳まで真っ赤にして、両手で顔を覆った。

(バカバカ! ただの社交辞令なのに!)

 本気にするなんて、恥ずかしすぎる。

 エマが羞恥に黙り込むと、ルシアンがクスクスと笑った。

「可愛いですね、エマは」

「ぁぅっ」

 プシューっと頭から湯気が出てきそうだ。

「エマ。今日はここまでにしましょう」

「?」

「可愛い貴方を愛でるのに夢中で、無理をさせてしまいましたから」

「ぁッ……いえ、そんな」

「疲れたでしょうから、今日は休んで下さい」

 優しい笑顔で、いたわりの言葉をかけてくれる。

 ルシアンの言うと
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